起業している方でどうしても進みきれない人、結果を出しにくい人の原因の一つは自己肯定の低さだと思います。育った環境、教育方針、両親の関係。
先日、相談にいらしげた50代女性。一見華やかで事業も拡大路線に乗っているように思えましたがすっきりしてないところを感じました。コーチングの方法を取り入れてカウンセリングしたところ、わかりました。いろんな企画をし動員しても、彼女のまわりにたくさんの笑顔があっても、ご家族が健康であってもそれを「自分のおかげ」と取ることを否定していたのです。すべては私のおかげではなく企画に来てくれた人、笑顔でいてくれる人、健康でいてくれる家族、その方たちがすごいのであって私はすごくないっていうんです。確かにそれもそうなんですが、あなたが発信したから人が集まり、笑顔が集まり、家族も素敵なんじゃないですか?そこは認めましょうと。謙虚でいなければならないとか、すべてまわりの人のおかげとか 思うことはとても大切なことだと思いますし、セミナーに行くとそういう風に思わなくっちゃってたたきこまれたりしませんでしたか?いい人でいなければいけない。目の前の人を喜ばせてあげなさい。などなど。天狗になったり、大きなほらを吹いたり、それは私は好きではないです。しかし、認めましょう。自己肯定することは悪いことではないのです。自分を認める。肩の力が抜けてほっとするはずです。等身大の自分。自己肯定は人のお役に立てる第一歩です。